エンジニャーリング

技術ときどきネコ

Kubernetes and Cloud Native Associate(KCNA)試験を受けたよ

Kubernetesにも少し慣れてきたので昨年12月末ごろに試験を受けました。
結果は合格でした!

e-Learning+試験(1回失敗しても再試験あり)のセットのコースを申し込んだのですが、勉強はe-Learningだけだと不十分との噂を耳にし、実際に受けてみてそう感じました。試験情報も少ない中で結構きつかったので、3年後の自分へのメモも兼ねて試験までの道のりでつまづいたところなど紹介していきます。

①間違えて英語版で申し込んでしまった

→ いきなりバカ丸出しなんですが。。。サポートに日本語切り替えできるか問い合わせたところ、日本語版申込をしてくださいとのことで英語版キャンセル、日本語版を再申し込みで解決した。

②e-Learningがわかりづらい

→ 英語をカタカナで日本語化したような用語が多く、途中でめげそうになった。(正直、英語版の方が分かりやすいかもとも思った)分からない用語など調べながら一通り読んで、章末問題も完璧にできるようになるまで繰り返した。3回くらい読みなおしをした。その上でインターネット上のCloud Nativeの思想に関するコラムや、Kubernetes道場を読み込んだ。

www.fsi.co.jp

qiita.com

③模擬試験問題がない

→ e-Learningに模擬試験が付属してるのかと思いきや、章末問題のみ。UdemyのKCNAに関する問題を購入し実践トレーニングをしてみたが、勉強の方向性が合ってるかが分からず、とりあえず1回目の試験を受けることにした。

④試験場所が家

→ オンラインの試験で何もない部屋を用意する必要があった。仕事部屋は本やモノが多いので寝室に簡易テーブルを置いて対応した。机の周りからモノをどけろという指示が多くあんまり関係なかったかもしれない。

⑤試験開始前に完了後に出てくるはずのアンケートに答えてしまう

専用ブラウザをインストールして受験するが、ブラウザインストール後にアンケート画面(英語)が表示された。これ答えた後に試験開始なの?質問事項が試験後っぽいけども、、、よくわかんない、と思いながら回答。正解は「専用ブラウザは手動で開く」だった。そして、「アンケートは試験後に答える」だった。先に答えても支障はなかった。

⑥試験官が外人

→ 試験開始前の準備(部屋をカメラで写したり)の指示が全て英語のチャットで送られてくる。。落ち着いて読めば対応できるかもしれないが、試験前でドキドキしてる中で対応を迫られてあんまり読めない。翻訳ツールも使えない。事前に先輩方(試験合格者)のブログに指示の内容が共有されていたのでだいぶ参考になった。

linuc.spa-miz.com

⑦試験の日本語和訳が微妙なところがある

→ 英語をカタカナで日本語化したような用語と思ってたら、日本語になってて逆に混乱した。試験中に問題を英語切り替えができるので、英語を読むしかない。やはりエンジニアに英語は必須要素らしい。

⑧試験の結果通知まで待ち遠しい

→ 全60問中45問(75%)が合格ライン。24時間以内にメールでお知らせするとのことだったが、4択式だから直ぐに結果がわかると思ってたから結果が待ち遠しかった。結果が分かったのは翌日。

6〜7割方がe-Learningに書かれていたことで、この部分を取りこぼさないことと、残りの部分に関しての知識をどう補っていくかが重要になると思います。

「残りの部分」がよく分からないのでe-Learningの学習を一通り終えた時点で模擬試験と思って1回目に挑戦して問題の雰囲気を掴む、2回目用に知らなかった用語などを覚えて持ち帰り、学習範囲を広げて2回目に臨んだらいいかと思いました。

⑨合格するとデジタルバッジがもらえるのだが・・・

→ 何故か姓名が逆に登録されており、認証ページで認証しようとすると、名前+IDで認証が通るような形に。。画面には姓+IDを入力と書いてあるのに。オーマイ!合格証書の氏名は姓名と正しい並び順なのだが、英語圏では名姓の並び順で入れ替わって登録されたのだろう。

証書

ともあれ、合格できて良かったです。